メンデルスゾーン無言歌集
2026/06/30
ロマン派の、メンデルスゾーンが作曲した無言歌集。ドイツ語で「言葉のない歌」というこの小品集は、旋律が歌曲のようです。メンデルスゾーンの感受性豊かな旋律が華やかに表現され、弾きやすく美しい曲ばかりです。ソナタのように長くなく、技術的な成長の一環としてスキルを磨く手助けともなり、いろいろな感情を体験することができ、「歌わせること」を学ぶ教材としても優れています。
代表的な曲
無言歌集は、6曲ずつ1巻~8巻でできており、全部で48曲です。その中にはタイトル付きの曲があり、
「ヴェネツィアの舟歌」3曲と「デュエット」「民謡」はメンデルスゾーン本人が、
「春の歌」ほか「紡ぎ歌」「葬送行進曲」「子守歌」は、楽譜に記された発想記号から名付けられ、その他の曲については、曲想からそう呼ばれているようです。
第1巻 作品19
甘い思い出
後悔
狩りの歌
ないしょの話
眠れぬままに
ヴェネツィアの舟 歌第1
第2巻 作品30
瞑想
心配
慰め
さすらい人
小川
ヴェネツィアの舟歌 第2
第3巻 作品38
宵の明星
失われた幸福
詩人の竪琴
希望
情熱
デュエット
第4巻 作品53
海辺で
浮雲
胸騒ぎ
心の悲しみ
民謡
飛翔
第5巻 作品62
5月のそよ風
出発
葬送行進曲
朝の歌
ヴェネツィアの舟歌 第3
春の歌
第6巻 作品67
瞑想
失われた幻影
巡礼の歌
紡ぎ歌
羊飼いの嘆き
子守歌
第7巻 作品85
夢
別れ
狂乱
エレジー
帰郷
旅人の歌
第8巻 作品102
家もなく
追憶
タランテラ
そよ風
子供の小品
信仰