30分頑張るだけで効果的！毎日のピアノ練習時間を確保する方法

あまり時間が取れないから上手にできないからと言って、たまにできた時間に長く集中できない練習をしても、辛くなる一方です。集中力が持続可能な時間は平均40分だそうで、30分弾いたら10分休憩するくらいがちょうどいいのかもしれません。そんな、練習する時間の確保が難しい方は、ほんの15分だけ、弾きたい曲の４小節だけを片手で弾いてみるのはどうでしょう。次の日はもう一方の手で、その次の日は両手で弾いてみましょうか。そうして毎日、ご飯を食べるより短い時間でも、たった４小節でも練習する時間を取っていると、それが普通になってきて少しずつ上手にもなり、時間がないということが苦痛で無くなる時が来ます。そして、もっと練習したいなと思うような時もあるようになるでしょう。人には、思った通りのことに注力する性質があるようですから、そうして練習に面白みを感じるようになると、自然な感じで練習時間の確保ができるようになるのではないかと思います。

慌ただしい時間ではあるかもしれませんが、登校前(出勤前)の時間はどうでしょうか。出かけるための準備は前夜にやっておき、朝にまず15分の練習時間を取ることができたなら、その日はまず快調に物事が進むことでしょう。朝一番にその日の最初の目標が達成できるなんて、すばらしいことではありませんか！帰宅してからはどうでしょう？お腹が空いている夕食前にちょっとだけ練習すると、練習が終わった時には緊張感が解けて、夜はよく眠れるのではないでしょうか。弾けるようになったら楽しい練習も、長い時間できないことと格闘していると嫌になってしまいます。決して深追いせず、練習時間を取った自分を褒めてあげて、心地よい眠りについてください。