大人も子供もチェロを弾こう!
2024/10/05
社会人として多忙な日常を過ごす中で新しい趣味を見つけることは簡単ではありませんが、音楽の魅力は年齢に関係なく楽しむことができるということです。弦楽器に関しては、持ち運びに便利な小型であることや、仲間を作ってアンサンブルを楽しめることからも、社会人から子供まで人気のお稽古事になってきました。その中でも、今日はチェロ初心者に向けた情報で、学び始めの第一歩をサポートしようと思います。練習方法や必要な道具について詳しく解説し、安心してチェロを始めるためのヒントをお届けします。
目次
チェロの魅力とは?
その昔、初めてチェロに触れる大人の初心者として、私はその魅力にすぐに引き込まれました。低音の響きは体全体に響き、音楽の力を感じました。 基本的な持ち方や弓の使い方を教わると音を出すのが楽しく、少しずつ弾ける曲が増えるにつれて達成感が感じられました。チェロを知ったばかりの頃は子供にチェロなんて弾けるの?と思いましたが、子供サイズのチェロもあり、それなりに大きくいい音がするので、子供の興味は一心に向けられて、練習というよりも、大きなおもちゃいじりのような感じで我が子のレッスンは始まりました。見るもの聴くものが初めてのことばかりで、レッスンは毎回新鮮で楽しかったです。
楽器選びは大切!初心者のためのチェロガイド
チェロを始めるための楽器や用品を選ぶことは、モチベーションを保つ上で重要です。チェロ本体は、初心者向けの手頃な価格で品質の良い入門用チェロを選ぶことをおすすめしますが、先生や、チェロを弾くことができる人に同行してもらって実際に音を出してもらい、自分の目で見て耳で聴いて、自分に合ったサイズや音の響きを確認し、納得できた物を購入すると良いと思います。最近はレンタルチェロもあり、試してから購入するのも良い選択肢だと思います。弓は弦を弾くために欠かせないもので、持ちやすさや音の出しやすさによって、演奏の楽しみも変化しますので、実際に持ってみて扱いやすさを確認しましょう。また、弓と弦を摩擦させて音を出すために弓の毛に塗る松脂は、自分が使いやすいものを見つけることは大切ですが、1つ買うと使い切るのに長くかかるので、先生やチェロを弾くことができる方に使い心地を訊いたりするとよいでしょう。そして、チェロを保護するためのケースや、練習を快適にするための譜面台も必要です。ソフトケースは軽くて扱いやすいですが、衝撃から守ることはできませんので、レッスンやサークルなどのコミュニティに参加するなど外に持ち出すことが前提なら、ハードケースがおすすめです。譜面台は無くても演奏することはできますが、一定の練習場所を確保するためにも、あったほうがモチベーションは保たれることでしょう。
チェロと共に広がる音楽の世界
チェロを始めると、その成長の過程には多くの発見と楽しみがあります。初めて楽器を手にしたときの緊張感、音を奏でる喜び、そして自分の演奏が少しずつ良くなっていく達成感。この一連のプロセスは、音楽を学ぶ楽しさを存分に感じさせてくれます。 チェロはその美しい音色で聞く人の心を打ちますが、演奏する側もその魅力に引き込まれます。レッスンを受けることで、技術や表現力が向上し、演奏する楽しさも倍増します。また、チェロを通じて仲間と出会い、同じ趣味を持つ人たちと共に学ぶことで刺激を受け、お互いの成長を助け合うことができ、心のつながりを深めることができます。 新しい趣味として、チェロとの出会いがあなたの人生を豊かにすることを願っています。