ひまわりの名曲とヘンリー・マンシーニの魅力

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映画音楽『ひまわり』とヘンリー・マンシーニの魅力

映画音楽『ひまわり』とヘンリー・マンシーニの魅力

2024/07/26

暑い夏がやってきて、巷ではひまわりが咲き誇るようになりました。旧ソ連のウクライナの村のひまわり畑がロケ地に使われた映画『ひまわり』は、映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシーニが音楽を担当しました。この曲は、映画『ひまわり』の持つ切ないストーリーを見事に表現しており、その旋律は聴く者に強い印象を与えます。

目次

    『ひまわり}とは?その魅力と背景

    この楽曲は、聴く人々に温かくも切ない感情を呼び起こします。ひまわりは「明るさや希望を象徴する花」としてポジティブなメッセージを象徴しますが、時は戦後、戦争が引き裂いた夫婦の悲恋の物語に作曲されたこの曲は、戦争で犠牲になったものを慰め癒すようにも聞こえます。様々なアーティストによってカバーされ、世代を問わず多くの人に親しまれており、ピアニストの故・中村紘子さんも映像を残しておられますので、ぜひご覧になってください。

    ヘンリー・マンシーニの生涯と音楽スタイルも

    ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)は、20世紀のアメリカを代表する作曲家です。1924年にオハイオ州で生まれた彼は、音楽的才能を早くから発揮し、ハイスクール卒業後にはジュリアード音楽院で学び、兵役を終えた後にはロサンゼルスに移住し、音楽の世界に身を投じました。グラミー賞、アカデミー賞を何度も受賞し、数々の映画音楽映画制作で有名になり、その代表的作品には『ムーン・リバー』『ピンク・パンサーのテーマ』などがあります。 彼の音楽スタイルは、ジャズやクラシック、ポピュラー音楽の要素を融合させた独特なもので、洗練されたメロディとリズムを駆使し、感情豊かで心に残る楽曲を多数生み出しました。 

    映画『ひまわり』

    第2次世界大戦が終わり、イタリアから出征したまま帰らぬ夫を探して旧ソ連へ行った妻は、ウクライナの村で地平線の彼方まで続くひまわり畑を見る。戦争で命を落とした兵士がその下に眠っていると聞いたが、妻は夫の生存を信じて夫を探し続け、再会を果たしたが、夫は既にロシア人女性と別の家庭を築いており、絶望の中ミラノに帰った妻は、後に別の家庭を築く。そんな中に夫が訪ねて来るが、別々な道を歩み始めた2人はもう二度と会うことのない別れを決意し、妻はかつて夫を戦争に送り出したプラットホームで見送った。

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