ポーランド音楽の魅力が満載!ショパンの英雄ポロネーズを解説するクラシック音楽ブログ

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ポーランドの魅力が満載!ショパンの英雄ポロネーズ

ポーランドの魅力が満載!ショパンの英雄ポロネーズ

2024/06/30

ポーランドの祝祭で行われる踊りから発展し、洗練されて宮廷で踊られるようになったポロネーズは、ポーランド民族の象徴のような音楽になりましたが、鍵盤曲のポロネーズは、ドイツやフランスで発展しました。19世紀初め頃、ショパンがポロネーズを作曲したころにはポーランドは無く、亡命したポーランドの人達の拠り所となったのではないでしょうか。ショパンのポロネーズは技術的に難しいものが多く、中でもこの英雄ポロネーズは高度な演奏技術が必要ですが、英雄的な、明るく力強い曲想を持った『英雄ポロネーズ』は、聴く人に勇気と希望を与えることでしょう。

目次

    英雄ポロネーズとは

    フレデリック・ショパンが1842年32歳のときに作曲した、ポロネーズ第6番 変イ長調 作品番号53で、『英雄ポロネーズ』と呼ばれて親しまれています。ショパンは「ピアノの詩人」と言われるにふさわしい、洗練された物静かな印象の作品も多いですが、これほど壮麗で明るい曲も残しています。幼い頃から聞き覚えたポーランドの民族舞踊のポロネーズのリズムを元に作曲を始め、生涯に渡ってポロネーズを作曲しました。

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