優子先生のピアノ演奏会感想

会場には、生徒さんやそのご家族、また音楽を愛する方が集まり、素晴らしい響きに包まれました。優子先生が披露した楽曲は会場にいらした方々の心をつかみ、演奏者としての存在感を感じさせ、様々な思いの詰まったプログラムはどれも情熱的で、そこにたどり着くまでの経緯は壮大でした。

pokochaでのライヴ配信やツアーコンサートを通じて、全国にファンがいる優子先生ですが、およそ2年前に軽井沢大賀ホールでのリサイタルを企画して会場の予約をした時には、「大それたことをしてしまった」と思っていたそうです。しかし、自分がやると決めて取り組み始めたとき、協力者が現れ、演奏に集中できるようになり、パワーが倍増して、取り組みがうまく進むようになりました。

思えば、２歳半という幼少期からヴァイオリンを習いたいと熱望し、小学生になってもあきらめず、周囲を説得して始めたヴァイオリンは、優子先生にとって希望そのものでした。

思いが実現することを、再び身をもって知った今回のリサイタルは、優子先生にとっても深い学びと成長の機会となり、「いつまでも青春、これからもさらなる高みを目指して駆け抜けて行きたい」と、抱負を述べておられました。